このサイトは,早稲田大学人間科学学術院浅川達人研究室に関わるさまざまな情報を発信するために開設されました。旧サイト(「浅川達人研究室」)は,書庫のようなサイトであり,更新はせず,過去の情報を引き続き公開しております。社会学,社会調査,社会地図,社会地区分析,コミュニティ,被災地復興支援活動などに興味を持っておられる方は,どなたでもお立ち寄りください。
浅川研究室NewsのWEBサイト内にある「MACでQGIS」ページのコンテンツを更新しました。「小地域統計データを用いて社会地図を描く方法」について、参考資料をアップしました。どなたでもダウンロードして閲覧することができます。必要な方の参考になれば幸いです。
7/27(水)に、Slackの教育支援プログラムに申請いたしました。たくさんの応募があり対応に時間がかかります、というメールが届いたのち、8/2(火)に「申請いただいた組織は、本プログラムの対象として認可されました。」というメールが届きました。9/1までにアップグレードをと考えている方が多数いらっしゃることがわかりました。
9/1からはプロプランも値上げとなるようですが、8月中にアップグレードすると、現在の価格が適応されます。年払いの場合、850円×12ヶ月=10,200円が料金です。この料金が「現在のアクティヴメンバー」の人数に適応されます。現在の浅川ゼミの場合、
10,200円×メンバー5人×1年=51,000円
教育機関向け割引 ー43,350円
消費税 765円
合計請求額 8,415円
(なお、クレジットカード払いの場合のみ、領収書がメールに添付されて送付されます)
となりました。この「アクティヴメンバー」というのが曲者で、「7 日間に 10 回以上メッセージを送信、または、7 日間のうち 3 日チャンネルのメッセージを読んだ場合、ステータスがアクティブに戻り、料金の対象となる。」とのことなのです。浅川ゼミは現在、3年生と4年生の合計で17名在籍しているのですが、上記の定義によると「アクティヴ」なのは4名(浅川を除くので)ということのようです。有料プランを購入すると、そのワークスペース全体にアップグレードが適用されるということなので、非アクティヴなメンバーでも、90日を超えてメッセージを見ることができるようです。
今後、アクティヴメンバーが増えるとどうなるか?「有料プランを利用中のチームが請求締め日前に新しくメンバーを追加した場合、新規メンバーに関しては、実際に利用した時間のみが請求対象となります。利用時間については Slack が計算し、適正に請求します。」とのことです。
これにて一件落着です。
2022年9月1日より、Slackの無料版では、メッセージなどの保存期間が90日間に限定されるという変更が告知されました。先輩方がSlackにアップしたレジュメや研究計画を後輩たちが学ぶという重要な機能が無料版では叶えられなくなってしまいます。
そこで有料版に切り替えることにいたしました。幸いにも、早稲田大学人間科学学術院では実験実習費という予算があり、事務センターに相談したところ、その予算からの支出が可能ということがわかりました。またSlackには「教育支援プログラム」というものがあり、有料版を85%割引で提供していただけることもわかりました。
本日、申し込みをしてみました。申請は、「応募フォーム」に必要事項を記入し、申請書を送付することで行います。この「応募フォーム」には、「団体組織の証明書」を添付しなければなりません。早稲田大学人間科学学術院では、このような申請を行っている研究室が他にもあるため、事務センターに依頼すると、即日で作成してくれました。
後は、審査結果を待つばかりです。おそらく8月からは、有料版に切り替えることができると思います。
2022年6月7日(火)の18:30より、一般社団法人世界メッシュ研究所にて講演をさせていただくことになりました。社会地図を使って日本の都市社会の姿を可視化する試みについて、初めての方にもわかるようにお話しさせていただきます。
参加費は無料ですが、一般社団法人世界メッシュ研究所のサポート会員であることが必須です。サポート会員は会費無料で誰でも登録できますので、この機会にサポート会員に登録いただけますと幸いです。
詳しい情報の閲覧と、参加のお申し込みは下記のURLより行えます。
https://www.fttsus.org/worldgrids/ja/events/
いよいよ2022年度が始まりました。早稲田大学人間科学学術院に着任して3年目の教育・研究活動がスタートです。
今年の春学期は、講義科目(社会学)以外は全て対面で行います。専門科目IIA(基盤科目)に位置付けられている「社会学」は、Zoomによるリアルタイム配信で授業を行います。学生さんとコミュニケーションをとりながら授業を行いたいので、Web版のクリッカー(履修者が書き込むとリアルタイムに表示されるもの)を使って、クイズを出題したり、意見を求めたりしながら授業を展開します。また、Waseda Moodle上にBBSを設置し、履修者から授業の感想や授業内容に関する質問を自由に記載してもらうように設定しております。
専門ゼミについては、この2年間ほぼできなかったFieldworkとゼミ合宿を、コロナ感染対策を行なった上で実現したいと考えています。Fieldworkとしては「街歩き」と「東日本大震災被災地巡検」を計画しています。街に身を置き、そこでの生活を観察しながら、持続可能な地域社会の在り方を、現地で考えることを試みたいと思います。ゼミ合宿は3・4年合同で行い、卒業論文を書き上げるという目標に向けて、互いに切磋琢磨するよう支援します。
研究活動としては、科研費の助成を受けている共同研究3つを前に進めるのが目標です。
(1)橋本科研
「都市空間と格差研究」では、都市社会空間構造分析結果から地域類型を作成したうえで、特定の地域社会で生活することが人びとの生活に与えている影響を分析し、秋に行われる日本社会学会大会で報告します。
(2)岩間科研
FDs研究では、昨年度行なった広島調査の分析結果から論文を執筆し、フードシステム学会の学会誌に投稿します。
(3)浦野科研
「大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究」においては、昨年度に行なったサーベイ調査の分析と現地調査を組み合わせて、森岡清志先生の都市的生活構造論を分析枠組みにしながら地域的最適解とは何かを明示することを目指します。